
目次
新しい楽器、ウクレレベース
楽器が好きな人なら楽器店に立ち寄ることがよくあると思いますが、ウクレレのコーナーが確実に増えてきていますよね。
そしてそのコーナーの片隅に、ゴムのような弦を張ってある少し大きいウクレレを見かけたことはありませんか?
それが今回この記事で紹介する『ウクレレベース』というものです。

ウクレレベースは比較的歴史の浅い、新しい楽器です。
ウクレレよりも大きく、エレキベースよりも小さいサイズで、ウッドベースのような太く柔らかい音色が出せるのが特徴です。
では実際に触れてみてどのようなものだったのか、ファーストインプレッションを書いていきたいと思います。
KALA U-BASS EM-FS

こちらのモデルは、ボディ材にエキゾチックマホガニーを使用し、フレットが指板に打たれているフレッテッドモデルです。(フレットが打たれていないものはフレットレスといいます。)
ピックアップはウッドベースなどと同じピエゾタイプ、チューナーとコントロールが内蔵されています。

512mmスケールと小ぶりですが、エレキベースと同じチューニングで演奏できます。
触ってみてわかったウクレレベースの特徴

まず触れてみて「小さい!」が最初の感想でした。すでにエレキベースを経験している人は、きっと同じような感想を持つと思います。
そして音は、小ぶりなボディからは想像できないくらい太く、柔らかく、心地よい低音が出ます。ウッドベースの音にとても近いように感じました。
ネックや指板もとてもコンパクト、ベースのネックの大きさに慣れている人は最初は弾き辛く感じるでしょうが、意外と簡単に慣れて適応できちゃいます。
KALA製のウクレレベースは価格も4万円前後からなのも嬉しいところ。初心者セットのエレキベースとほとんど変わらない価格帯なので、初めてでも挑戦しやすいです。
どんな人にオススメ?
どんな人にオススメなのか、簡単にまとめますと…
「エレキやウッドをはじめたいけど、ちょっと大きいかも・・・」
「左手でうまく押さえられない・・・」
「ウッドベースはじめたいけど置く場所が・・・」
「そもそもお金が・・・」
「旅行やドライブに気軽にベースを持っていきたい!」
「新しい楽器に挑戦したい!」
そんな人におすすめの楽器です。

低音が魅力な「ベース」という楽器。「ウクレレ」となることでこんなにも親近感がわくのが不思議です。
たくさんの人に「やってみようかな」と、気軽に低音に触れるきっかけになるような、そんな可能性も秘めている楽器です。
まとめ
ざっくりと紹介してきましたが、これからも演奏動画等を交えながら、ウクレレベースの魅力をもっともっと広めていこうと思っております。
みなさんも、是非一度ウクレレベースを手にとってみてください。きっと心地よい低音の虜になりますよ。
それでは良き音楽ライフを!
【今日のフレーズ】

yuki

最新記事 by yuki (全て見る)
- ウクレレベース×フルートで奏でるジャズの世界 - 2018-08-25
- ウクレレの定番曲とセッション!ウクレレベース初心者にオススメの練習曲3選 - 2018-06-03
- 【ベーシストが体験】ウクレレベースの世界! - 2018-03-20
ウクレレという楽器の人気が徐々に日本で広まってきている近年、僕もその流れに乗り、ベーシストとして『ウクレレベース』の魅力を伝えていきます。
今回から始まるこの連載では、ウクレレベースとはどんな楽器なのかをご紹介。僕自身もウクレレベースは初めての楽器なので、読者のみなさまと一緒に成長していけたらと思っております。よろしくお願いします。