
目次
2. ウクレレを弾くのに最適なスポット
2-1. 観光地のベンチ
2-2. ゲストハウスのロビー
2-3. バスなどの待合室
3. ローカルなイベントに参加しよう
4. 初めての土地でウクレレを弾こう
ウクレレをケースから出して歩こう
ぼくが旅先でウクレレを弾く理由。それはだいたいのケースが誰かにお願いされるから。ニコニコして見守ってくれるオーディエンスがいると、ウクレレも弾きやすくなります。そう、ウクレレを弾くためには、誰かにお願いされるようなシチュエーションを演出してあげれば良いのです。
一番簡単なのは、ウクレレに興味を持ってもらうこと。そのためには、基本的にウクレレをケースから出して歩きましょう。ケースに入ってると何だか分からなくても、ウクレレ本体がちらっと見えれば格段に興味を持ってもらいやすくなります。
僕はこのテクニックで色んな人から話しかけられ、世界中で友達を作ることができました。
ウクレレを弾くのに最適なスポット
じゃあそんな友達ができやすいスポットってどこなのか。ぼくの経験から以下の3つのスポットをご紹介します。
観光地のベンチ
絶景スポットやランドマークから少し離れ場所で、ベンチに座りながらのんびりウクレレを弾いてみましょう。もしかしたらランドマークと一緒に記念写真を撮ってもらえるかもしれません。
ゲストハウスのロビー
前回の記事にも書きましたが、ゲストハウスのロビーは絶好の練習&ライブスポット。好奇心旺盛な旅人が話しかけてくれます。ただ22時以降など深夜の時間帯は迷惑にならないよう気をつけましょう。
バスなどの待合室
移動が多い旅はどうしても待ち時間が増えがち。でもウクレレがあったらそんな待ち時間もハッピーになります。バスや電車の待ち時間で、待合室でポロポロとウクレレを弾いていると、練習にもなりますし、地元の人々を含めた様々な人と仲良くなれます。
このようにあらゆる場所でウクレレを弾くだけで、いつの間にか会話が始まり、ミニライブが始まっちゃうんです。
ローカルなイベントに参加しよう
一方で話しかけられるのを待つだけではなく、自ら積極的にローカルコミュニティに足を運ぶことも重要です。
ぼくが旅中に使っているのは、カウチサーフィン。旅人のプラットフォームのようなサービスですが、その1つの機能として”イベント“があります。現地の人々が主催するイベントに旅人が参加できるため、交流の場としては最高です。先日ニュージーランドを旅した時に参加したカウチサーフィンのイベントは、なんとホストもウクレレプレイヤー。一瞬で意気投合して、ウクレレセッションが始まりました。
その他にもMeetupなど、現地の人々と旅人を繋ぐサービスは年々増えています。少しハードルが高いように思えるかもしれませんが、旅人界隈のイベントは本当に優しい人が多いので、臆せず参加してみてください。
初めての土地でウクレレを弾こう
今回ご紹介したように旅先でウクレレを弾くこと自体、少し工夫すればそんなに難しいことではないんです。旅先でウクレレを弾くと、その土地での思い出がより一層深まりますよ!
次回はいよいよ連載最終回。Alex渾身の”ウクレレバックパッカーのすゝめ”をお届けしたいと思います。お楽しみに!
Alex K Saito
慶應義塾高等学校、慶應義塾大学卒業。
2016年にウクレレ片手に世界一周を敢行し、これまでに40カ国超を訪れる。
日本に帰国した現在は外資系企業に勤務する傍ら、ライブ、撮影、旅人カウンセリング、Instagramブランディング等、総合的にアーティスト活動を行っている。
自身のInstagram @ukulele_backpacker と@chillout_jpnは合計16,000超のフォロワーから人気を博している。
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