
そもそもウクレレバックパッカーって?
「ウクレレバックパッカー」というフレーズは、ウクレレを持って旅している人全般を指す言葉。厳密な定義は特にありません。したがって、ウクレレ片手に旅に出た瞬間にあなたはウクレレバックパッカーになれるのです。
ウクレレの演奏のレベルは全く関係ありません。バックパックではなく、キャリーバックであっても構いません。海外旅行ではなく、国内旅行であっても構いません。大事なのは、旅立ちの時にウクレレと共にいること。いつもの旅の荷物にウクレレを加えて、ウクレレバックパッカーになってみましょう。
ウクレレ旅の良いところ
では、ウクレレバックパッカーになるとどんな良いことが待っているのでしょうか。ここから紹介することは、実際にAlex自身が経験したことです。それでは見てみましょう。
1. 友達がたくさんできる
”音楽は国境を超える”とはよく言われたものですが、これ本当です。余裕で超えます。ポロッとウクレレを弾いていると、驚くように色んな人が話しかけてくれるんです。ぼく自身、自分から人に話しかけるのはあまり得意ではないのですが、そんなぼくでもウクレレさえ持っていれば友達量産モード。タイの街角、ヨーロッパの川沿い、アフリカのサバンナ、南米の秘境…。あらゆる場所でウクレレを弾き、世界中の人々と仲良くなることができました。もうお分かりでしょう。”ウクレレは国境を超える”のです。
2.インスタジェニック
最近は海外旅行も一般化してきており、SNSにも世界中の観光スポットの写真が溢れています。そんな中、観光名所にウクレレを。それだけで一気にインスタジェニックな写真が誕生するのです。ビーチだけがウクレレの主戦場じゃありません。都会でも、山奥でも、サバンナのド真ん中でも。ウクレレがあるだけで一気にインスタジェニックになるのです。一人旅でも大丈夫。風景写真×ウクレレで、いつもとはちょっと違う一枚を撮ることができますよ!
3.旅にオリジナリティが出る
上述したとおり、ウクレレを持って旅に出れば、普段は出会えないような人と仲良くなれたり、他の人とは少し違うインスタジェニックな写真をたくさん撮ることができます。
ぼく自身、世界一周を振り返ると、マチュピチュで旅人に囲まれながら演奏したときのことや、移動中の飛行機でCAさんたちと一緒にウクレレセッションをしたときの光景がフラッシュバックします。
とはいえいきなりウクレレ持って旅に出るには勇気がいる。
今回の記事を通して、ウクレレ旅の魅力が少しでも伝わったのなら嬉しいです。ただ「やってみたい」と「やってみる」は近いようで遠い存在。なかなか実行に移すのは難しいですよね。そんなあなたに朗報です。次回からの連載では、Alexが”ウクレレ旅のHow-to”を徹底的に解説します。
「そもそもウクレレっていくらなの?」「ウクレレって飛行機に持ち込めるの?」「外国人にはどんな曲がウケる?」などなど、ウクレレバックパッカーになるための道のりを丁寧にレクチャー致します。
どうぞ次回もお楽しみに!
Alex K Saito
慶應義塾高等学校、慶應義塾大学卒業。
2016年にウクレレ片手に世界一周を敢行し、これまでに40カ国超を訪れる。
日本に帰国した現在は外資系企業に勤務する傍ら、ライブ、撮影、旅人カウンセリング、Instagramブランディング等、総合的にアーティスト活動を行っている。
自身のInstagram @ukulele_backpacker と@chillout_jpnは合計16,000超のフォロワーから人気を博している。
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ボディだけが入る袋に入れて肩からぶら下げて、旅のお供にしています。子供が、これ何?って近づいてきてくれたり、お店の店員さんが、私もウクレレやっています、って話かけてきてくれたり。弾かなくても(笑)持っているだけで、思い出が広がります❗️
アクセサリーとしてもお勧めします